こんにちは、シイノキ(@info_misatopic)です。
僭越ながら、「ブログ記事の写真が綺麗ですね」とか、「カメラはなんですか?どう撮るの?」みたいなお言葉を頂くことがたまにあります。
見てくれてる方には、飲食店さんなんかも多そうなので、今回はテーブルフォトをテーマに、独学と思い込みの写真の撮り方を書いてみますね。
お店やってる人とか、SNSにご飯の写真載せるの好きだけど、どうもうまいこといかないなーって人向け?かな。
カメラはミラーレス一眼、やっぱりiPhoneとは大きな差がある
カメラはオリンパスのミラーレス一眼、E-M5。
レンズには25mm f1.8(35mm換算50mm)を使ってます。
ほんとは17mmくらいがいいかも。
キヤノン一眼の方とかは22mm〜35mmくらいがいいのかな。
旅の思い出写真、気軽なスナップ写真においては、写真はスマホでも良い説にも共感しますが、良い写真を撮るぞ!というときはやっぱりそれなりのカメラがいいです。
気持ちも入るし、気持ちが入ると結果も変わってきます。
写真の良し悪しの8割は光の条件で決まる
物は光を浴びているから目に見えます。
光の浴び方で、まるで表情を変えます。
写真は光の記録です。光の条件が写真の良し悪しの8割を決めると言っても過言じゃないと思います。
多少大げさに言ってます。
あ、スマホにしろ一眼にしろ、フラッシュは絶対に使っちゃダメですよ。
綺麗な女性の顔も、厚化粧じゃ台無しになるのと同じ。ナチュラルメイクで素材を活かしましょう。
シイノキが選ぶのは窓際の逆光、サイド光
カフェやレストランに入ると、まず窓際の席を探します。
最高の条件は強い直射日光のない薄曇りの日。
直射日光だと、影が強すぎて陰影がバリバリになっちゃうんですよね。
最悪、快晴よりは雨が良いかな。
窓にレースのカーテンがかかっているとベスト。
窓際の席を見つけたら、座る椅子を選びます。
窓を背にするのはダメ。被写体に自分の影がかかっちゃいますからね。
なので、赤い席みたいなところを選びます。逆光かサイド光。
逆光だと暗くなるイメージありますが、テーブルフォトの場合は大丈夫。
逆光だとふんわり、サイド光だと立体感が出やすい。
光は右手から。写真はCAFETIMEさんのパスタ。
左前方から逆光気味(手ブレしてる)。写真はランチやってる頃の八潮のわーさん。
左前方から逆光気味。写真は松戸の赤ちゃんカフェnenne。
凝った装飾のケーキのようなものはサイド光、皿料理などの平面系は逆光とか、活かしたい特徴や抑えたい主張によって変えてみましょう。
あと、単純に、明るいとこで食う飯の方がうまい。
アングルの決め方
基本アングルは食う人目線。
写真を見た人が普段見る目線から撮った方が、受け手側としてもイメージしやすいんです。
目の前に料理があるかのような距離感。
真横、真上、超接写。普段は見ない角度から撮るのも面白いです。
こうすることで、非日常感が出ます。
ただ、あまり奇をてらいすぎると、意味わからなくなるので注意です。
あと基本ですが、撮る時はテーブルを綺麗に。
布巾、ゴミ、食べカスが写ってると台なし。
どんなイケメンでも、口の周りにビッグカツの衣ついてたらゲンナリでしょ。
イケメンのくせに駄菓子大好きかよ…みたいな。
雑情報は出来るだけ省きましょう。
いや、駄菓子好きのイケメンとかむしろギャップ萌えかもしれない。。。
クソ!イケメン滅べ!!
アングルにしても距離にしても、こう感じて欲しいというゴールを設定して、それを実現する為の手段を考えてみましょう。
するってぇと、難しい難しいと感じていたカメラの超多機能も覚えられるハズ。
一眼は背景がよくボケる。でもボカしすぎは厳禁です。
スマホカメラと一眼のアドバンテージのひとつが背景のボケ味。
レンズに書いてあるF1.8とかFの数字が低ければ低い程ボケるので、F値の低いレンズを手に入れると、楽しくてボカしまくってしまうんですが、これあまり良くないです。
これなんかがまさにダメな例で、一見良い感じに見えなくもないですが、ピントがあっているのはソースのみ。
手前の輪切りのジャガイモの質感がボケて死んでいて、ごぼうなのかジャガイモなのかにんにくなのかわかりませんね。
パスタは主役がパスタ、具材・ソースはヒロインということで双方を綺麗に。
もうちょいボケ弱くても良かったかなと思いますが、こんな感じ。
カメラ側で、Fの数字を1.8から2.8とか数値をあげてあげましょう。数値別に何枚か撮っておくのがベストですね。
左上の箸が邪魔ですね。
消したった。
ボケは一眼の醍醐味ですが、パリッとさせるところはパリッとさせましょう。
アングルでも変わってくるので、これも試行錯誤します。
超悪条件でどうにもならねぇ!!そんな時はあとで画像処理ですよ
室内、オシャレすぎて照明は暗い、片付けもままならない。
こんなシーンは多々あります。みさ子&子連れ飯のシイノキは9割コレ。
例えば、キャンプの晩飯とかは条件最悪ですね。
上の写真は、グランピング中のディナーだったんですが、場所は薄暗い照明のバスの中。
おまけにバッテリーが弱っていき最後は真っ暗になりました。
雰囲気は良いんですが、撮影には条件悪い。
三郷の”あの会社”が運営企画!足柄SAに誕生のグランピング施設”el colina”で宿泊体験してきたよ!
おいしいディナーもご覧のとおり。。。
メリハリもないし、暗くて残念な感じに。
んが、画像加工でここまで引っ張り上げました。
使用ソフトはAdobe Photoshop。これまた超多機能で難解ではあるんですが、魔法のツールです。
使っていると、この世界に真実を写した写真はおそらくないという結論に至ります。
毎月980円から使えるので、飲食店経営の方はSNS運用やメニュー写真の為に契約しても損ないです。
LightroomとPhotoshop | Adobe Creative Cloudフォトグラフィプラン
使い方は1時間3000円でシイノキ出張しm(略
とは言えスマホアプリで十分!オススメはGoogleのSnapseed
シイノキのカメラE-M5はWi-Fiでスマホに写真を転送出来ます。
普段はそれをGoogleのSnapseedという画像処理アプリでいじってSNSにあげたりしてます。
インスタやLINE系のカメラではわざとらしくなってしまいがちな画像処理ですが、このSnapseed、かんたんに高精度な画像処理が可能なのでオススメ。
使い方は他のサイトさんが詳しい。
こんなところかな……足りないかな…
ということで、シイノキの飯写真記事でした。
「シロートがその程度の腕で調子こいてんじゃねぇよwww」
って意見もあるかと思いますが、自分は死ぬまで謙虚に生きなければならない罪深い生き物だと思って生きるのはあまりにもツラすぎるので許してください。
例になる写真探してて思ったのだけど、これは良く撮れてるだろ!ってのはないもんですね。。。
精進します。
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