こんにちは。
副編集長のシイノキ（@info_misatopic）です。

年をまたいで第五回目のカメラ記事でっす。
四回目まではめんどくせぇ話が主でしたね。長々と書きましたが、実のところシイノキも構図とかアイレベルとか、あんまし考えてないです。
これやだな、これ好きだなっていう感覚で撮影しています。
試行錯誤した結果、今の俺には良く撮れん！と諦めることも多々あります。
日々精進ですねぇ。

で、今回はもうちょっと実用的な記事で。
飯食いにいった時にどんなこと考えて撮ってるのかっつう話を書きたいと思います。
あんまり人気のないシリーズ記事ですが、あと何度か更新お付き合いください。

レストランやカフェで料理の写真を撮るときに考えてること

「写真好きだし、いつも一眼持ち歩いてるんでしょ？」
と言われがちだし思われがちですが持ち歩いてる確率として……30%くらいです。
撮ってよ！と頼まれたり、今日は撮るぞ！って時は持っていきますが、あんな重くてかさばるモノを普段から持ち歩くのはきっついです。
荷物はポケットに入るものだけで済ませたいタイプなので。
なので、スマホで撮影することが多いですね。

何枚かサンプルを載せておきます。
上手ヘタはまぁ置いておくとして、パッと見た感じスマホのくせに綺麗に撮れてる気がしてます。

スマホ撮影の際に気をつけてること

・複数レンズがついてる場合は望遠側を使う
・内蔵フラッシュは絶対使わない
・iPhoneならポートレートモード
・ボカシ機能はボカシすぎない
・デジタルズームは使わない（指で広げない）

スマホのレンズ、今は広く写る広角・拡大できる望遠がついてることが多いです。
シイノキは料理写真を撮る時は望遠側を主に使います。
広角を使うと、お皿の形とかがギュイーンと歪んじゃうんですよね。あれがイヤです。

どんなに暗い場所でも内蔵フラッシュは絶対に使いません。
上のようなのっぺりした光になっちゃうんです。
内蔵フラッシュのLEDは光が硬い上にカメラ側から光があたるので絶対においしそうには映らない。

疑似ボカシ機能はとても便利ですが、あくまでも疑似。
境界が不自然になってしまうので、良い感じに抑えてます。

えらいもんで、撮影後にも調整出来るんですよ、iPhoneのボカし。
たぶん、Android端末のカメラでも同じことできるはず。

デジタルズームは画質が劣化するので使わない方がいいです。
あれは、極論で説明すると
『美味しいスープを沢山飲みたいから水を足す』
みたいなものです。
無理やり拡大することで大きくしてるだけなんです。

座る場所に気をつける

・窓際のテーブルを選ぶ（直射日光は避けたい
・座る場所は窓の正面、もしくは横（窓が左側がベスト）

料理は自然光で撮ると雰囲気が良くなります。上の写真はさっきののっぺり写真の自然光バージョン。
（この例は手前が暗いので、ちょっと工夫したいところですが）
お店の奥とかは、おしゃれなお店だと暗すぎたりするのでダメです。
照明があっても、光の色や質によって綺麗に撮るには難易度があがるので避けたい。

太陽の光が入る窓際が良いです。
とは言っても直射日光は避けたいので、レースのカーテンとかがあったりするとベスト。
窓側に座ると、自分の影が料理にかかってしまうので
・窓を正面に逆光
・料理の横から光が入るサイド光、もしくは半逆光

逆光、半逆光・サイド光は、料理に光があたると立体感が出ます。
あと、照りですね。
ソースの照り、パスタのエッジ、トマトの丸みがキラリと光っているとおいしそうに見えます。
シズル感っつうのかな。
足りない場合、スプーンで油をすくってかけてあげたりもする。

カメラの高さは目の高さ、構図はC構図が無難で鉄板

カメラの位置は目の高さでOKです。
変に凝っても良いことがあまりないし、写真を見る人も普段見ている目線なので臨場感が出ます。
真上からもありだけど、レストランで上から撮影するのマナー的にどうなのかなと。

シリーズ記事でもいくつか構図の種類をあげましたが、料理写真で無難＆鉄板なのがC構図。
画面内にお皿でCを作ってあげると構図が落ち着きます。

一眼の場合

一眼の場合、明るいレンズを持ってるとF1.8とかで撮りがちですが、F5-8とかで撮った方がいいです。
ピント合ってる場所が薄すぎて視力悪いみたいになっちゃうので。
上の写真なんかは完全にボカシすぎですね。

これでF4かな。
もうちょい絞ったほう（数値あげたほうが）が良い気がする

画角は35-50mmとかですかね。
24mmとか広角だと他のお客さん等もいるので、あまりオススメしないです。お店の雰囲気も込みで写したい時は必要ですが。

なにかのためになるのだろうか

どうでしょうか。
なにかの参考になればいいんですが。

・フラッシュは使わない
・窓際に座る（逆光かサイド光）
・スマホで撮るなら望遠側のレンズ（デジタルズームはあかん）
・構図はC構図でカメラは目の高さ

このあたり気をつけると、ちょっと良い感じになると思います。
あ、テーブルの上は余計なものが写り込まないように片付けましょうね。シイノキもサボりがちですが。

シリーズ記事

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