2023年3月2日 みさとぴシイノキによる写真撮影の話 地元の公園でキラキラ写真 Vol.6 実践編4

シイノキライター:シイノキ

こんにちは。
副編集長のシイノキ(@info_misatopic)です。

シイノキ写真シリーズ第六回目。
不人気シリーズですが、読んでくれている方から
「そのキラキラした写真どうやって撮ってんのよ」
という質問があり、今回は理屈をこねるんじゃなくてハウツー記事にしようかなと思ってます。

逆光、前ボケで写真のクオリティはあがったように見える

正直、『良い写真』の定義がシイノキには良くわからんので「良いように見える写真」の撮り方を書いていくことになると思います。
これについては始めに書くとめんどくさい話になりそうなので記事末に書こう。

今回はこんな感じの写真の撮り方を説明します。
ポイントは

・逆光or半逆光
・前ボケ
・設定明るめ(もしくは撮影後加工)

の3点です。

場所はみさと公園、撮影対象はロウバイ

撮影場所はみさと公園
展望台前の、河津桜などが植樹されているエリアです。
この黄色い花はロウバイといって、梅の仲間らしいです。開花時期は12月〜2月、雪中四友(せっちゅうしゆう)と言って、雪の中で咲く4つの花のひとつなんだとか。

まったく同じ場所で、シイノキが心の師匠とあおぐインスタグラマーさんが撮影した写真を見て、俺もアレ撮りたい!と思って次女を連れて向かいました。

同じ場所を工夫しないで撮影するとこんなに地味になる。

道具はミラーレス一眼、中望遠レンズ

フワッとしたボケ感がほしかったのでカメラはミラーレス一眼のα7c。
APS-Cのような入門用カメラでも十分です。

レンズは85mm F1.8(中古)。
理想は同じような明るい(F値の小さい)中望遠レンズがいいですね。
似た写真を撮るには28mmとかの広角では厳しいですが、標準ズームレンズの望遠側(50mmとか)使えばいけるかもです。
iPhoneやスマホでいけるかどうかは微妙だけど、試すなら望遠側を使ってみましょう。

一眼で撮影する場合、A(Av)モードを使ってFという数字を小さめにします。
こうすると写真がフワッとボケます。

キラキラした雰囲気は逆光

写真は光の記録です。
屋外で撮影する場合、太陽の位置をどこに置くかで雰囲気はまるで違ってきます。
今回の場合は逆光

逆光での撮影でどんな効果を得られるかというと

・反射した光がキラキラと輝き幻想的に
・花を撮影する場合、花びらを通過した光が花弁の質感をキレイにしてくれる

みたいなバフがかかります。

前ボケでふわふわ感を演出

被写体よりもレンズに近い側に、ロウバイの花を入れてます。
こうすることで、被写体の前に『前ボケ』と呼ばれる、ピントの合ってない被写体がふわ~っと写るんです。
水彩画みたいな。

これ、ロウバイに限らずあらゆる場面で使えるテクニックなので覚えておきましょう。
草、花、フェンスなどの人工物とかね。
もし、ここに椿の赤い花とかあったら前ボケで入れてみても面白そうですね。
良いアクセントになります。

赤で指差した部分が前ボケさせた花ですね。
光が漂っているかのような演出が出来ます。
枝みたいな細いものは消えちゃうんです。

露出はオーバー気味 or 撮影後に調整

明るくキラキラした写真にしたいので、カメラの露出補正で明るめに撮ると雰囲気が良くでます。
よくわからん場合は、パソコンやスマホでちょっと明るく補正かけてやるといいです。

カメラにおいて加工はありなのかって?
ありでしょ。
そこにないものを合成しちゃまずいとは思いますけど、撮影者が関知していないだけで、カメラ内で加工されてますしね。

以上、これだけ守れば似たような写真が撮影できると思います。

写真の良し悪し

モノづくり全般に言えることではあるんですけど、「良いもの」を撮ろうとするのは良くないと思うんです。
モノの良し悪しなんて受け手側によって違うじゃないですか。

大事なのって、『なぜ』撮るのかってとこかなと思ってて。
花がキレイだからなのか、子どもがかわいいからなのか、ペットがかわいいからなのか。
撮影した写真に、自分が動かされた理由が写ってるかどうかっていうところが。
なので、なにかに書かれた通りに撮影したからと言って良い写真が撮れるかっていうと、それはわからないです。

心が動いた理由が伝わる写真になっていれば、それは良い写真なんだろうなーと思います。
「なんていうか、ロウバイは好きじゃねぇな」
って感じだとなかなか難しくなってくるのかなと思います。

今回、シイノキがロウバイ&娘を撮ったのはインスタグラマーの影響だと書きましたが…
それを踏まえたうえで、シイノキの写真に点数をつけるとしたら……70点くらいですかね。
娘の立ち位置をもっと工夫しても良かったし、もうちょい絞ってピントの合ってる範囲を広げても良かったかも。
せっかくの花がボケすぎちゃってるかなぁ。
「ああいう写真が撮りたい」っていうボンヤリしたイメージで撮ったせいかなって思います。
全然及ばない。

というわけで、ちょっとでも参考になれば幸いです。
三郷はこれから河津桜、菜の花、ソメイヨシノ、チューリップ等々いろいろな花が咲くので是非カメラ持って出かけてみましょーう。
あれですね、新入生のママパパたちは、お子さんにランドセル背負ってもらったり制服着てもらって記念撮影とか楽しいと思います。

シイノキも去年撮りました。
是非たのしいカメラライフを。

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