こんにちは。
副編集長のシイノキ(@info_misatopic)です。
こんにちは!
妻で編集長のみさ子(@misako_misatopi)です!
先日の守谷ブロガーツアーがご縁で、『第3回 茨城マルシェ ブロガー試食会』というイベントに声をかけて頂きました。
平日の開催ということで、今回は編集長みさ子さんには留守番をしてもらい、参加することに。
茨城でやるの?!って思ったけど、会場は有楽町でした。
シイノキだけ超ズルい!
あたしも美味しいもの食べたい!てか、副編集長のくせに!
人をのび太みたいに言うな。
肩書きってのは上下関係じゃないんだよ。
そもそもお前、昼間うまいもの食ってるじゃねぇか。
というわけで、レポートをば。
三郷と茨城県、シイノキと茨城県
三郷からは、つくばエクスプレスでちょっと行くと茨城県。
よく晴れた見晴らしの良い日には筑波山が見えたりする、割と親しみのあるとこですよね。
三郷にとっては親戚みたいな感じじゃないかと思ってるんですけど。……無理ある?
シイノキ、昔から霞ヶ浦、北浦が好きでして。
若い頃から、深夜に車を飛ばして、湖畔で星見ながら煙草吸って数時間ぼーっとしたりしてました。
蓮畑に乱立する鳥よけのマネキン見て驚いたりしたもんです。
朝が来たら釣りしてね。
あと、ひたちなかの女の子に恋の告白をされて、一晩悩んで返事した翌週、別の男性からプロポーズをされたので、その人と結婚すると言われて振られたことが有ります。
生まれて初めて下唇を噛みしめた。
2015年都道府県魅力度ランキング、なんと茨城県は1位!(ワースト)
そんな茨城県。
地域ブランド調査という、認知度やイメージを数値化して都道府県をランク付けした都道府県魅力度ランキングのワースト1位という不名誉な称号を持っています。
しかも、2009年の調査開始以来、2012年を除く6度の王者。そろそろ殿堂入りするんじゃないか。
面白いですよね。でも、笑ってるでしょ?埼玉県44位/47(2015年)ですからね。
最下位の方がイジられてオイシイ。
魅力度(都道府県データランキング)
この結果は、割と頻繁に茨城に遊びに行くシイノキも憤慨です。
◯◯とか◯◯がなんで上位にいんの?そんなん◯◯だって◯▽×■じゃねぇか!
茨城も埼玉ももうちょっと上だろ!と。
今回、おいしい茨城フードを食べて紹介出来たらいいなと意気込んだ次第です。
というわけで、有楽町の茨城マルシェで開催された試食会に参加してきました
ひとりで参加するのもアレだったので、インバウンドブログを書いている韓国人の同僚を誘いました。
シイノキはこすいので、事前共有してもらっているメニューは伝えませんでした。
茨城マルシェは有楽町駅から徒歩3分。めちゃくちゃ良い立地。
都内にたくさんある、地方の特産物のアンテナショップのひとつですね。
本日のメニュー表を改めて頂いた。
栗、栗、柿、芋、芋、芋、林檎、けんちん蕎麦、魚、こんにゃく、豆。
今日は穀物パーティだ。大丈夫かな。若干不安になった。
まずはウェルカムドリンク。
梨のスムージーです。シイノキの好きなフルーツ1位は何を隠そう、梨。
多分、砂糖とか使ってないで素材の甘味だけなんじゃないかと思う自然な甘さ。
おいしい。今日イケるかも。
非公認ゆるキャラのねば〜る君のプリントされた水。
後ろの花畑は、今年みさとぴファミリーも行った、ひたちなかのネモフィラですね。
書いてあるセリフは、「茨城ののびしろは日本一ねば〜」。
47位ですからね。2.3点の僅差で44位の埼玉県だって負けてないぞ。
石岡産 西村柿
筑波山の東側に位置する石岡市が産地の西村柿。
皇室に献上される柿の産地として有名らしいですが、あちらは富有柿という品種らしいです。
この西村柿も瑞々しくて、とても美味しい。
ちょうどシーズン真っ最中で、石岡市の果樹園では11月下旬まで味覚狩りも出来るそうです。
柿 | 石岡市観光協会公式ホームページ
三郷からは40分前後なので、めちゃくちゃ近いですよ。
茨城は栗の生産量日本一
大ぶりで見事な志士庫の栗。一眼の電池忘れてきたことを悔やむシイノキ。
手で割って頬張ると、ホックホクで柔らか。栗ってもっと固かったイメージ。
栗拾い行きたかったんだけど、まだやってないかな?
そして、バゲット&栗のジャム。
栗のジャムは人生初体験だったのだけど、これは甘くて美味しい。
こないだ亡くなった祖父が絶対好きなやつだ!と、人知れずシンミリしたシイノキ。
秋キャンプの朝食とかにいいんじゃないかなコレ。
茨城はさつまいもも生産量日本一 謎の”飲む焼き芋”と、”冷やし焼き芋”
シンプルに焼き芋。
とても美味しいのだけど、栗→芋の流れは口の中の水分が持っていかれる!
焼き芋なのに冷えてるという、謎の冷やし焼き芋。
へぇーと思って口に放り込むと、とろーり食感と劇的な甘さ。
コレうめぇ!
なんでも、焼いてから冷凍庫で最長二年間寝かせたものらしく、糖度は45度!
メロンの糖度が13〜14、いちごの糖度が10〜12度と聞くと甘さがわかるかも。
3倍以上ですよ。
そして、この冷やし焼き芋を企業秘密の技術でパウダーにして、牛乳に溶かしたという、またしても謎の飲む焼き芋。
これ、シイノキのこの日のナンバーワンの一品です。
バケツ一杯に飲めそうなくらいにメチャクチャ美味しい。
焼き芋だし、ザラザラした舌触りを想像するかと思うんですが、驚くほど滑らか。
現代文明ならではの一品。サツマイモ主食にしていた古代人とか、倒れるんじゃないの。
冬場はホットでも提供されるそうです。
フレンチレストランとかでスープとして出したら、小首傾げたグルメ女子が歓声あげそう!
みさ子さんの喜ぶ顔なんて全然見たくないんだけど、この感動を共有したいのでお土産スペースで買って帰ろうと思ったら、お店閉まる時間だったので早々に諦めた。
これ、有楽町・銀座に遊びに行く時は是非飲んでみて下さい。
絶対出会ったことない味です。
常陸秋そばの二八蕎麦打ち実演&実食
んでもって、蕎麦打ちの実演コーナーに突入。
そば粉は常陸秋そば。温度が低く霧の出やすい土地で、蕎麦の生育に適しているんだそうです。
水戸黄門で知られる徳川光圀公は麺好きでも知られていて、茨城の蕎麦は彼が信州から種を移入したのがきっかけだそうですよ。
日本で最初にラーメン食べた人としても話題でしたよね。
黄門さま、絶対変なオジサンだったろうな。
一緒に参加した、勝手につくば大使のコムさんがそば打ち体験。
たくやさんもそば切り体験(顔写って無くてごめんなさい)
ふたりとも上手。会得して、つくば大使蕎麦とか出店やると良いと思う。
県庁の広報戦略室のお姉さんも体験。
かわいらしい方でファンクラブ出来そう。
実食!
複数名でそば切りしたので太さが違うのだけど、これもまたいいですね。
コシの強さが絶妙。
けんちん汁の染み込んだ野菜と頬張るとウマウマ。
4種の奥久慈りんご、昴林(こうりん)・千秋(せんしゅう)・北斗(ほくと)・秋映(あきばえ)
蕎麦を茹でている間に出てきた、茨城産の林檎。
どれも甘くて美味しいのだけど、それぞれ違った味。シイノキは秋映という品種がお気に入り。
小規模産地ならではの手間掛けで美味しく育った奥久慈りんごは、パイやお菓子に加工されて茨城マルシェで売られていますよ。
とろこんにゃくと、極上醤油の蔵元小田屋の大吟醸
そして、とろこんにゃく!
こんにゃくというワードの地味さとは裏腹に、まるでフグの刺し身のようなヴィジュアル。
写真のスタンダード、豆乳入り、他にも海藻入りや唐辛子入りなど、味もたくさん。
食感も味も違うので楽しめた。
こいつを刺し身用の醤油でいただくんですが、この醤油がこの日のナンバー2。
醤油の大吟醸というもので、これがめちゃくちゃ美味しかったんです。
普通の醤油のしょっぱさって、舌の表面に広がる感じなんですが、蔵元小田屋の大吟醸醤油は、舌に染み渡るような奥深い味。
極上の出汁を飲んだような感覚でした。
お土産スペースは閉まっていたんですが、刺し身の大好きな祖母に使って欲しいので日を改めて必ず買う。
美味しい醤油・たまり醤油の販売【蔵元小田屋】
凍みこんにゃくの天ぷらと、めひかりの唐揚げ
凍みこんにゃくとは、その名の通り凍らせたこんにゃく。
凍らせて、解凍してを繰り返して乾燥させたこんにゃくで、保存方法次第では50年もつとかなんとか。
食感は、ご一緒した方も言っていたんですが、駄菓子のビッグカツ。
なので、これお肉の代用品としてダイエットとかに最適なんじゃないかと思う。
めひかりって聞きなれないですよね。
帰宅後調べると、めひかり(目光)は通称で、本当の名前はアオメエソという魚らしいです。
どっちにしろ聞き慣れねぇ。
水深200〜600メートルの海域に生息している魚で、深海魚になるのかな。
90年代は雑魚扱いされていたらしいです。割と最近じゃねぇかって思った時点でオジサン……。
味ですか?思わず、「うまっ…」って言ってしまいました。
お酒に合いそう。
生まれて初めて食べる、花貫フルーツほおずき
ほおずきってコレですよね。
コレ、俺のイメージだと中身はすっからかんで種だけ幾つか入ってるイメージだったんですが。
実があるんですね。
しかも食えるんですね。
恐る恐る口にすると、独特の香りとクセというか渋みというか。
「うお!」
ってなるんですが、後味が爽やか。試しにもうひとつ……と食べると、また「うお!」ってなる。
でも、また食べたくなるという不可解な経験。
美味しいか美味しくないかというと、美味しいです。
この後、ジャムとしてアイスに添えられたものも食べたんですが、個人的には実の方が美味い。
また食べたい。見た目も可愛い。
この日のメニューはここまで。トータルの感想は?
肉どこ!?
というのは、まぁ置いておいてですね。
蕎麦もフルーツも穀物も全部アベレージ超えの美味しさでした。
普段スーパーで買う安めのやつとはレベルが違う。
一番驚いたのは、こうやって記事に書くために色々調べるじゃないですか。
だいたい、お金のかかったクオリティの高い茨城県関係のサイトに辿り着いて詳細が知れるんですよ。
これ、「魅力度ランキング最下位とかwww」って笑ってると、他の自治体は足元すくわれそう。
県の魅力を発信するんだ!という気概が見えます。
近々の最下位脱出は間違いなさそう。
大満足しました!
こういうイベントは初めて参加したけど楽しかった
こういうブロガーに記事書いてもらう為に集まってもらう系のイベントには初めて参加したのだけど、思った以上に楽しかったです。
俺がブロガーなのかどうか、みさとぴが影響力あるのかどうかは置いておくとして。
また呼ばれたい。
いいなー。あたしも行きたかったなー。
シイノキだけズルいなー。副編集長のくせに!!
うるせぇズッコケ編集長。
お土産買ってきただろ!鯉ジャーキー買ってきただろ!
なんで食べた中で美味しかったものを買ってこないで、敢えて変化球のお土産なんだよ!
メニューに鯉の気配ゼロじゃないか!出たのかと思ったわ!
たぶん、普通に好きだけど!
万が一のフォロー用に、ちゃんと評判の舟納豆を買ってるのが俺の優しいところだよね。
普段から魚のジャーキーかじってるみさ子さんなら、きっと抵抗なく食べてくれると思うけど。
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みさとぴでは皆さんからの情報提供を募集しています!
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