2017年6月27日 30連勝記録のかかる藤井四段の次戦の対戦相手、佐々木勇気五段が三郷の鷹野小出身だった

シイノキライター:シイノキ

こんにちは。
副編集長のシイノキ(@info_misatopic)です。

なんだか話題のニュースに乗っかった感があって気ノリしないんですが、将棋界的にもまたとないチャンスだと思うし誰も損はしないので書くことにしました(言い訳)。
いま、連勝記録で話題の棋界のホープ、藤井四段
公式戦新記録29連勝を達成して、前人未到の記録を更新していく!という30連勝のかかる次戦の対戦相手、佐々木勇気五段がなんと三郷の鷹野小出身なんだそうです。
せっかくなので紹介しますね。

30連勝記録のかかる藤井四段の次戦の対戦相手、佐々木勇気五段が三郷の鷹野小出身だった

三郷市鷹野小学校は三郷南部の小学校。
大きな校庭と、隣接する給食センターが特徴。ツキヤマという山まで校庭にあったりして。
なんで詳しいかっていうと、シイノキ、鷹野小出身なんですよね。
その話はいいや。
さて、藤井四段の対戦相手、佐々木五段も鷹野小出身。後輩ですね(えらそう)。
藤井四段はテレビでいっぱい紹介されてるし、今回のメインは佐々木五段でいきましょー。

佐々木勇気五段ってどんな人?

佐々木勇気五段は1994年8月5日生まれの22歳。若い!
出身は三郷市の鷹野小ですが、生まれはスイスのジュネーブの生まれなんだとか。
グローバル。

プロ入りは2010年で16歳。
藤井四段と同じく、中学生棋士誕生を期待されるも、惜しくも果たせなかったようです。
それでも、史上6番目の年少記録という、天才棋士であることに間違いのない期歴の持ち主です。
「どんなに悪くても最後まで諦めないで指すタイプ。簡単には折れないのが長所。」
と自ら語っているようです。
これ、なかなか言えないですよ。

個人アカウントはないものの、若手棋士チーム「東竜門」のTwitterで発言を担当したりしているようで、

といった感じで、謙虚で聡明で詩的な世界観を持っていそうな印象を受けました。
あと、昭和の言い回しをさせていただくと、ソース顔のイケメンですね。
ルックスからは力強さも感じます。

次戦、藤井四段との対戦に対しては
「将棋界の盛り上がりを肌で感じた」
「飲まれずに連勝を止める気で望みます。熱戦に期待してください。」

と意気込んでいるようです。
【藤井四段記録更新】「熱戦に期待して」 次戦で対局する佐々木五段 – 産経ニュース

次戦は7月2日竜王戦トーナメント2回戦。
頑張って欲しいなー。棋界的には連勝が続いてマスコミの注目を浴び続けるのが良いのかもしれないですが、三郷市民的には佐々木五段が連勝をストップした上にさらなる連勝記録を打ち立てる!っていう展開が熱い。

ところで、藤井四段と佐々木五段の一段の差ってどれくらい?

棋士の段位は四段〜九段まであるそうです。
藤井四段はスタート段位、最近引退された加藤一二三(ひふみ)九段が最上位ですね。
昇段するには

・公式戦勝ち数
・竜王戦昇級
・順位戦昇級
・タイトル獲得/タイトル挑戦
・棋戦優勝

プロ棋士昇段には5つの方法があった。意外と知られていない、その仕組みとは?|将棋コラム|日本将棋連盟
と大きく5つの方法があるそうなんですが、詳しい説明は他サイトさんにお任せします。

一段の差ですが…。
どうやら、段位で強さを比べるのは難しいみたいです(笑)
そらそうですよね。プロ入り段階でクッソ強くてもいきなり九段は与えられませんし、藤井四段は加藤一二三(ひふみ)九段にも勝っています。
ドラゴンボールの戦闘力みたいにシンプルなものではなさそうです。

将棋にまつわるあれこれ

どうも将棋界って面白い人の多い業界らしくてですね。
囲碁と同じく、歴史もあって人気もあるのに、どうしても地味なイメージがあるということで、将棋界・棋士の皆さんもいろいろやってるようなんですよ。

【佐藤七段のエピソード】
・対局中にカツラを外して相手を威嚇する。
・対局の解説役としてセーラームーン、幼稚園児のコスプレで登場。スベる。
・自分のブログに載せる文章を誤って知人女性に一週間送り続けてしまい、「あなたのことはまるで興味が無いので、毎日長文のメールを送るのはやめてください。気持ち悪い」と返された

将棋のプロ棋士って変人ばっかりだけど本当に賢いの? 密着してきた | オモコロ

面白いのが佐藤伸哉七段のキャラクター。
対局中にカツラを外して相手を威嚇するとか完全にどうかしてるでしょ。
他にも、
・キャッチフレーズは本人曰く、”砂糖(佐藤)のように甘い言葉で深夜(伸哉)に君を寝かさない”。
・将棋界の香取慎吾
・最強のエンターティナー棋士
などなど異名やエピソードも沢山。少しでも将棋界が盛り上がればと思い、楽しんでやってるみたいです。
将棋はめちゃくちゃ強いみたいですよ。

超有名な最強棋士羽生善治さんとかは

相手が悪手を指すとため息をつく。
ため息を聞いた相手は負けを確信してしまう。

将棋棋士はオモシロ人物集団?キャラ立ちまくりな棋士らの紹介。 – NAVER まとめ

なんていう面白くも怖いエピソードがあったり。
プロ棋士ともなると、20〜30(一説には100)手先の展開まで読んだ上で自分の指す手を決めているとのことで、思考回路が僕らとはまるで違うってのも愉快な方が多い理由のひとつかもしれないですね。

プロ棋士の平均年収

やらしい話、気になるのが彼らプロ棋士の収入。
羽生さんクラスで約1億円、新人クラスで300〜400万円くらいだそうです。
平均すると700〜800万円くらいなんだそうです。
棋士によってはアルバイトをしつつ、棋士を続けている方もいるそうで、なかなか厳しい世界ですね。

将棋指すだけでお金貰えるんでしょ?って人もいるそうですが、絶対キツいですよ。
勝ち負け、一度の悪手ですべて決まっちゃうんですよ。
後述する漫画『3月のライオン』っての中での1シーンには、対極後、勝った人間が頭を抱えて疲弊しているなんてのもあったり(実話らしい)。
精神力ギリギリで色々なもの削って戦ってるんだそうです。

上の方の人たちは、もっと貰えても良さそう。
ただ、この人達はお金が目当てじゃないと思いますけどね。
お金のために出来る努力では成り立たない世界な気がします。

将棋のオススメ漫画(商売)

以前、PR目的で、将棋をテーマにした漫画の実写映画「3月のライオン」の展示会に行って来ました。
参考:三郷工業高校でもロケが行われた『3月のライオン』の映画アニメ展覧会 in 西武渋谷に行ってきたよ【PR】

これの予習で漫画を見たら想像以上に面白くてですね。
藤井四段や佐々木五段と同じく、若くしてプロ棋士となった天才少年『桐山零』が主人公で、彼のプロ棋士としての物語、ひとりの孤独な少年としての物語、現実と同じく愉快で奇怪な棋士たちのエピソードなどがマジで面白いです。

しかも、偶然にもロケ地で三郷(三郷工業高校)を使ってたみたいですね。

というわけで、まとめ買いしましょう!
将棋のルールとか全然知らなくても面白いです。
こんな記事書いてるけど、俺、駒触ったことないですから。
興味はあるんですけどねぇ。
賢くないんで、頭使うゲームとか苦手なんですよ…。

というわけで、藤井四段の連勝記録30戦目、どちらを応援します?

難しいですね。
藤井四段がにくったらしいキャラクターだったらいいんですが、めっちゃ良い子そうなんですよね。
どっちも応援したい。
佐々木五段も、ものすごく好印象ですし。同じ学校後輩だし。
シイノキ先輩だし。

言わせてもらうけど、なんの関係もないからね、あんた

わかってる。わかってるよ。
でも、三郷にもちょいちょいいるんだよね。そろばん日本一とかさ。
あれ、二位だっけな。なんか、いたよ。同級生とかにも。

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