こんにちは。
副編集長のシイノキ(@info_misatopic)です。
こんにちは!
妻で編集長のみさ子(@misako_misatopi)です!
土曜の朝は8:30〜放送の「しまじろうのわお!」で始まる我が家。
最近、恐竜がちょいちょい登場するんですよね。1姫が、
「恐竜はなんで滅んだの?滅ばなかったら恐竜人間になってたの?てかほんとにいたの?」
と興味津々。
質問攻めが始まるね。
良いことなんだけど……あたし苦手なのよ。地学とか生物とかそういうのだけは。
お前が苦手なのは地学だけじゃない。
『家事』に『我慢』に『ダイエット』もだ。思い上がるな。
うっさい!そういう話はしてないだろ!
そこはタイムリーに
「ちーがーうだろぉーーーー! これ以上私のこころを傷つけるな!」
とか言って欲しかった。
…こら。
センシティブな話題になりかねないからやめとけ。
はい。
というわけで、そんな長女の知的好奇心を刺激させてやりたく、恐竜の化石や地球生命の歴史を感じに、上野の国立科学博物館まで父娘デートしてきました。
こんなに楽しいところだったかと再発見しました。
5歳児の驚き方が新鮮!上野の国立科学博物館で1姫とデートしてきました
上野駅までは、やはりTXが便利です。三郷中央-北千住-(日比谷線)ー上野で30分くらいですね。
三郷南部の方は松戸駅や金町駅から常磐線を使ってもいいかも。
上野公園内には『東京国立博物館』、『東京都美術館』、『国立西洋美術館』、『国立科学博物館』と美術館・博物館がいっぱいあるんですが、今回のお目当ての恐竜の化石は『国立科学博物館』にあります。
国立博物館と国立科学博物館が特にややこしいので注意しましょう。
駅からは結構歩くよ。おじさん、とても疲れてしもた。
ついた。
社会科見学かな。シイノキも昔見に来たような見に来ていないような。。。
大人になってからの京都が素晴らしく見えるのと同じで、強制的に連れてこられたって解釈で見ると記憶には残りにくいものです。
こういう行事の前に生徒たちのテンションあげる施策って大事だと思う。
科学博物館には特別展示と常設展示の2種類があって。
常設展は、大人は620円、高校生以下は無料。安い!
特別展示は期間限定で開かれるもので、次回の特別展示は7月11日〜10月1日の『深海』がテーマのやつみたい。
シイノキは古代文明好きで、前回はエジプト展の時に同じ古代文明好きの女の子とデートしました。
みさ子さんではなかったってのが周りからブーイングの対象になった。
前回来た時はなかった360度シアター、「THEATER36○(シアター・サン・ロク・マル)」。
せっかくなので見てみたんですが、球体の中に入ると橋状の観覧スペースがあり、周囲すべてがスクリーン!
上映内容は月毎に変更され、今回は
『マントルと地球の変動–驚異の地球内部–』
『海の食物連鎖–太陽からクロマグロをつなぐエネルギーの流れ–』
各5分の上映。中は撮影禁止です。
独特の浮遊感と、全方位で進むストーリーがスンゴい。
頭上を見上げると光のカーテンがキラキラと揺れ、後ろからはイワシの群れ、前からはそれを食べに来るカツオ!みたいな。
追加料金等ナシで楽しめるので絶対見た方がいいよ。
1姫も大興奮。
初めて見る化石(アロサウルス)の迫力に目をキラキラさせる5歳児と、シナプスが活性化した38歳
常設展は「日本館」「地球館」と分かれていて、最大7フロアに渡る規模。
全部見ようと思ったら時間が圧倒的に足りないので、下調べをして行ったほうがいいです。
一刻も早く化石が見たいという1姫を連れて、地球館1Fのアロサウルスを見に来た。
「おぉ…おぉおぉおぉ〜!!!」
と目をキラキラさせて情報端末を操作して情報を探る1姫。現代っ子や。
「始祖鳥!ねぇパパ!恐竜は鳥に進化したんだよ!言った通りでしょ!!」
と、触れる始祖鳥の化石レプリカを見ながら興奮していました。
「隕石が落ちてきたせいで滅んだんだよね!石っていうか鉄やんけー!!」
とツッコみながら見た隕石。
美しい。
恐竜の他にも、様々な動物、虫、植物などの展示があります。
純粋に面白い。いろんな雑情報をインプットしてきた38歳。
頭の中に入れっぱなしで忘れていた材料が、目の前にある情報に刺激されてシナプスが活性化しているのを感じます。
パパも夢中になる。
ポケモンで知ったラフレシアを見て
「ラフレシアって、ほんとにあるんか!でっか!」
と大笑い。
クッソ巨大なクジラの骨を見てシイノキも興奮。
これが今も大海原を泳ぎまくってるって、冷静に考えるとすげぇな。
「現存する生命のしくみはただひとつである」
細胞膜に覆われた、DNAに刻まれた共通言語のうえになりたった生物多様性の結果が現存生物。
哲学だなコレ。
320万年前の類人猿、ルーシーと出会った1姫。
成人女性で、知能は幼稚園児くらいだったと言われてるそう。体格も同じ感じ。
名前はビートルスのLucy in the Sky with Diamondsからとったそうな。
「これで大人なの!」と驚いていた。
ちなみにこのポーズ、突然現代に連れてこられて非常に驚いているポーズらしいんだけど、ちょっとコンセプトがクリエイティブすぎやしないか。
160万年前の少年、トゥルカナ・ボーイ。
知能は割と発達していたそう。
若干、表情に「は?余裕だけど?」みたいな、とがってる感ありますね。
7万年前のフランスのおじさん、ラ・フェラシー。
現代につれてこられたけど平静を装ってる顔だそうだ。
だから、その設定なんなの。
2003年に発見された小型人類「ホビット」。
ルーシー→トゥカルナ・ボーイと脳の容積、体格ともに進化をしてきた類人猿。
ホビットも相当古いのかなと思いきや、つい10〜6万年前まで存在していたんだそうです。
そもそも、現代人のルーツが1ルートっていうのも先入観でしかないのかもしれないですねぇ。
骨!骨!!骨!!!
マンモスや象類の骨。
でかい。
カメ?……カメ?!
でかすぎる!!
ラピュタのロボット兵を彷彿させる。
チャラララ〜♪
とBGMでも流れてきそうなラスボス感。
想造を絶する古代生物達の世界。
そうだ、ジュラシックパークを1姫に見せてやろう。
「すごすぎてどれを見たらいいのかわからない…疲れてきた…抱っこして…」
とフラフラしはじめた1姫。
シイノキはまだまだ見たいのだけど、
「化石ガチャガチャやって帰ろうか」
と帰ることにした。
なんと、本物の化石が出て来るガチャガチャがあるんですよ。
それぞれのマシンには、それぞれのレア物が入ってるんだとか。
もちろんやりました。
普通に、普通の貝が出てきた。
発掘したい。ムズムズしてきた。今年の夏は化石発掘しにいこう!
というわけで、かき氷を与えて帰路につきました。
博物館には新しい発見と、既知の知識との繋がりの悦びがある
博物館って、知らなかった!という発見と、日常を過ごす中で知った知識との結合(あれがこれか!的な)の悦びがあります。
冒頭にも書いたけど、連れてこられた感のあった時代とは、また違った視点で、大人だからこその楽しみ方が出来ましたよ。
ほんと、カッサカサに乾いていたシナプスが潤って、通電する感覚がありました。
定期的にこういう刺激受けないとダメかもしれないなー。
2姫とみさ子が来なかったわけ
みさ子さんは用事、2姫は怖がりなので骨格標本とか絶対ムリ。
というわけで、今回は1姫とシイノキの2人でのデートとなりました。
「2人きりで遠く来るのは久々で楽しいね」
と言ってもらえて、パパも嬉しい限り。
いやいや。
あんたたち、結構水入らずで出かけてるじゃない。
1姫には甘いからなー、シイノキは。
お前が怖いだけだよ。
「ママの怒った顔はーシーサーに似ている〜、モアイの時もある〜」
って歌ってたよ。あいつ。
あのCMか!
あいつ……!
いや、でもアレだよ。
ママが怒るのはあたしの為だって分かってる
って言ってたよ。そうじゃない理不尽な時もあるけどねって思ったけど黙ってた。
(・д・)チッ。
余計なこというんじゃないよ。
- 施設名
- 国立科学博物館
- 住所
- 東京都台東区上野公園 7-20
- 電話番号
- 03-5777-8600
- 営業時間
-
通常 9:00 ~17:00(入館は16:30 まで)
金曜日・土曜日 9:00 ~20:00 (入館は19:30 まで)
7月~9月の金・土曜日9:00 ~21:00 (入館は20:30 まで)
8月13~17、8月20日 9:00~18:00 (入館は17:30 まで) - 定休日
- 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
年末年始(12月28日~1月1日) - URL
- 国立科学博物館
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