こんにちは。
副編集長のシイノキ（@info_misatopic）です。

春と秋が過ごしやすくて好きなんです。
でも、最近この時期妙に短く感じるんですよね。世間でも「春と秋が短くなった」なんて言ってたり。
いや、春と秋っていうか1年をそもそも短く感じてるってことは、変わったのは気候じゃなくて脳の方なんじゃねぇかって結論に至ってます。
ただでさえアホだった脳の、事象を捉える機能が低下してきてるって、春と秋の短さなんかよりも絶望的…！
なにか、良いリハビリないですか。

ってことで、今日は短い秋の間に『行動』を増やそうと思って出かけた時の小ネタ記事。

【小ネタ】戸ケ崎の住宅地の間にポツンと存在する『耕司稲荷神社』に行ってきた

この情報、「こんなところに稲荷神社があるんですよ！」と読者さんからいただいたやつです。
シイノキ、こういうVOWっぽいネタが結構好きで。
VOWって知ってます？むかーし、雑誌のコーナーで街の面白スポット紹介みたいなのがあったんです。
教えてもらって、いつか行かねば！って思ってました。

で、シイノキは最近、新しい相棒HONDAのハンターカブを入手しまして。
かわいいでしょ。毎週いじってる。

こいつにUSB充電器とスマホホルダーを取り付けおえた夕方、「行くなら今だな！」と思い立って出発しました。

ナビアプリに場所を入力して出発。
現役ライダーだった2010年頃はiPhoneも4。電波環境もそれほど良くなかったので、スマホをナビがわりになんて出来なかった気がしてます。
ナニコレすげー便利。

場所はここ。
ほんとに住宅地のど真ん中。
なので、行っておいてなんですが、行くことをオススメする記事ではないことを明記しておきます。
駐車場なんかもちろんないですし、周辺にお住まいの方も知らない人がウロウロしてたら不安ですし。
シイノキも「すいませんすいません、怪しいけど怪しくはないんです」って思いながら訪れました。
写真も人がいない瞬間を狙ってサッと撮ったり（余計怪しい）。

もう、マジで住宅地です。おうちとおうちの間。
すいません、すぐ帰ります。

この細い路地を入っていくと…

小さな稲荷神社がありました。
綺麗に維持されていて、地元の方々のお手入れが入っているのが伝わってくる。
創建年代は不明らしいです。

猫の足あと

耕司稲荷神社。三郷市戸ヶ崎の神社

https://tesshow.jp/saitama/misato/shrine_togasaki_kochi.html

耕司稲荷神社。三郷市戸ヶ崎にある耕司稲荷神社の由緒と所蔵の文化財等を、新編武蔵風土記稿等からの引用を交えて案内。前谷村の小名前耕司の鎮守

そもそも稲荷神社ってなんなの？

稲荷神社とは総本宮の伏見稲荷大社ををはじめに、全国に3万社くらいある神社なんですって。
稲荷大神、稲荷神を主祭神として祀っている神社で、「稲成り」「稲を荷なう」を語源とした農業と深く関係する神社なんだそうです。
「今年も沢山の稲が成りますように」
と五穀豊穣を祈る神社ですね。

稲荷神は養蚕業などの商業の神も司っていること、信徒が農民のみならず商人にも拡大したことで「商売繁盛」を願う場にもなったんだそうです。
もっとも身近な神様ってことで、「家内安全」「学業成就」「縁結び」まで様々な願いを叶えてくれる神様として信仰を集めるようになったとか。

お稲荷さん＝キツネ
っていうのは間違いなんですって。キツネは稲荷神の使いだそうで。

耕司稲荷神社は戸ケ崎で稲つくりをしていた農民の方が一年の豊作と安全を祈ってきた場所ってことですね。
地域の人々の願いが集まる場所…となると、やっぱり神聖で特別な場所ですよね。
どんな人達がどんな願いを届けたのかなぁなんて感傷に浸りたい想いと、通報される前に早くこの場を去らねばという想いが戦った結果、小走りで帰ることにしました。