こんにちは。
副編集長のシイノキ（@info_misatopic）です。

こんにちは！
妻で編集長のみさ子（@misako_misatopi）です！

シイノキは免許取得後、よく茨城の北浦とか霞ヶ浦に行ってて。
当時バス釣りやってたってのもあったんですが、あの辺って星が結構綺麗で。

おっと。
ロマンチスト気取り。

俺くらいのロマンチストはそうそういないね。
人間、「ここではないどこか」に行きたい瞬間って何歳になってもあるじゃないですか。
10代20代なんてなおさらで。
さすがに40も半ばになると、「そこにもなにもねぇから踏ん張るわ」なるんですけど。

んん？自分探しってこと？

そういう言い方はやめてほしい…
まぁでも、「あーケツの座りがわりぃなぁ…茨城でも行くか…」みたいなことね。

ケツの…座りが…悪い？

なんだお前。
長渕剛師匠のお言葉も知らんのか。居心地悪いとかそういうことよ。

あーなるほど。
あたしがバーに行ってた時の感じの気分ってことか。

俺はそれはよくわからんのだけど。
でも、こないだ居るカフェ行った時に感じたような感覚ならなんとなくわかった。
ので、今回はその時にシイノキが感じた三郷のカフェ『居るカフェ』のレポートを書いてみまっす。

ケツの座りが悪いとき、三郷には『居るカフェ』があるっていう話

居るカフェは三郷市茂田井にあるカフェ。
営業時間は12:00〜22:00、火曜＋木曜＋不定休がおやすみ。

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フォロワーさん増えてますね…
店開く前の2倍だ…
ということで店舗紹介です。
埼玉県三郷市の喫茶店。
喫茶店の皮をかぶった居場所。
三郷駅から徒歩9分
コーヒーとおやつ、時々ごはん。

何となくわかる居るカフェ
「居る」ということについてhttps://t.co/CERzG2AcRa

— 居るカフェ/日常をサボる場所 (@irucafe854) January 12, 2021

その日の営業の様子はSNSをチェックするとわかりやすいです。

オーナーは、なんと三郷市谷口にある沖縄料理『ゆんたく家』の息子さん。
みさとぴに高州の『嵐の湯』記事を寄稿していただいたこともあったりするんです。

みさとぴ - 三郷市で暮らす、三郷市で楽しむ　埼玉県三郷市の地域ブログ -

【寄稿】身体が整った！三郷市高州にある薬石浴『嵐の湯みさと』を攻略してみた

http://www.misatopi.com/report/14874/misato_takasu

こんにちは。初めてみさとぴに寄稿させていただきます。島根渉です。普段はいろんなとこ行っていろんなことやってる人です。主に演劇とかその辺ですね。突然なんですけど、僕、たまにサウナブームとかスーパー銭湯ブームが自分の中でいきなり巻き起こることがあってですね。岩盤浴とかデトックスとかいきなりしたくなるタイプの人間なんですよ。日ごろから温泉行きたいみたいなことは言ってるんですけど。あ、あと体温がめちゃくちゃ低いせいで、肩こりとかがひどいんです。常に35度前半をふらふらしてて。よく運動しろって言われるん...

オープン以来、何度かお邪魔するも
「あ！今日火曜じゃん！明後日出直そう…」
「ってか木曜も休みだった！！」
みたいなことが何度か続くという、みさとぴ夫婦のポンコツ具合でなかなか行けなかったという。
（火・木が時間取りやすいこと多いってのもある）
こないだ、やっと行けたんです。

居るカフェはカフェというよりは…

店内はカウンター席とテーブル席×2。
たぶん、行ったことがない人が思っているよりも広い。

カフェなので、コーヒーがおいしいです。
あちこちで
「居るカフェのコーヒーはおいしい」
「居るカフェでコーヒー教わりました」
なんて声が聞こえています。

カフェなので軽食も出ますし

サクサクのアップルパイみたいなデザートも食べられます。

カフェ・シェケラート
（砂糖とエスプレッソ、氷をシェイクして作られるカクテル（ノンアル））
みたいな珍しいドリンクだって楽しめる。

一般的にカフェっていうと、食事とドリンクを楽しむお店で。
食べて飲んで、一緒に行った人とおしゃべりして楽しんで。
お会計して帰るってのが当たり前の流れ。
もちろん、そんな楽しみ方もできるお店なんですけど、店内の空気はカフェらしいカフェとも違って。
その正体をちょっと考察してみました。

『居るカフェ』は『居るカフェ』という名の空間

万人に「あーなるほどね！」と腹落ちしてもらえるワードをシイノキの語彙力では持ち合わせていないのが心苦しい。
みさ子さんが口にした
「カフェってよりもバーみたいな雰囲気だね」
っていう言葉にシイノキは、「あーそれか」って思いました。

それはインテリアや提供される商品がっていうわけではなく、オーナーである島根さんの立ち位置。
やたら話しかけてくるわけでもないし、過剰な接客をするわけでもないんですが。
「話をしたら聞いてくれるだろうな」
っていう絶妙な高さの敷居。
「ねぇ、マスター」
「ん、どうしました？」
みたいな。

親と喧嘩をして飛び出してしまった子
娘と喧嘩して言いすぎてしまったお母さん
そんな人達が来たりするらしいです。
かと言って、「相談に乗りますよ！」みたいな前のめりな感じではなく
「話したいことがあればなんでもどうぞ」
みたいな。

こういうお店って探して見つかるわけでもなくて。
今回も記事のタイトルにもしたんですが
「ケツの座りの悪い時、三郷には居るカフェがあるんだな」
って思いました。

ちょっと賢い人ぶっていいですか。
スイスの心理学者、カール・グスタフ・ユングの言葉で好きな言葉があって。

二つの人格の出会いは、二つの化学物質の接触のようなものだ。
もしなんらかの反応が起きれば、両方が変質するのだ。

居るカフェはお店で、カフェという形態ではあるんですが。
たぶん、化学反応が起こる場所だとシイノキは思います。
劇的な変化なのか、おだやかで微々たる変化なのかはわかんないですけど。

あー、今日はケツの座りがわりぃな！！って時、ちょっと思い出してみてください。
居るカフェ。そこには、島根さんが居ます。

サードプレイスって言葉は好きじゃない

こういうのって、最近はサードプレイスって言われるじゃない。
自宅、職場・学校に続く第三の場所みたいな。
俺、あんまり好きじゃなくて。あの表現の仕方って。
好きじゃないっていうか、しっくりこないっていうか。

んー。まぁでも、文字通りじゃん。
ひとりの時、パブリックな時、それ以外でのナチュラルな自分になれる場所みたいなことでしょ？

でも、それってサードじゃなくね？
ファーストやセカンドの定義ってなに？そんでそれはどれなん？その序列って占有度のこと？
は？？？みたいな。

あ、めんどくせぇシイノキ出てきたやつだ。
わからんでもないけど。

どれもスペシャルプレイスであるべきなのにさ。
どこでなにをしている自分でも好きになれる自分であったら最高じゃない。

なんか良いこと言おうとしてんな。
好感度あげようとしてんの？シイノキのくせに？

違うのよ。サードとか数字つけちゃうと数値に呪われんぞ？って話よ。
ポジティブな話は大嫌いよ。
万が一サードを失った時、フォースは都合よく持ち合わせてないかもしれんじゃない。
変に自分の立ち位置に序列つけないで、逃げたい時は逃げたい場所に逃げりゃいいよなーっつう。
「すまん、今は部長だからパパとサッカーは明日にしなさい」
「おっと、その案件はパパにはわからん！」
つって。

いろいろ面倒くさがってるだけじゃん（笑

願わくば
「ガタガタうるせぇな、やれや（笑）」
って言ってくれる人に囲まれたら幸せだよね