2022年8月17日 『実家終活 著:小島一茂』を読んでシイノキ世代(アラフォー)が抱える実家終活問題に向き合ってみた

シイノキライター:シイノキ

こんにちは。
副編集長のシイノキ(@info_misatopic)です。

シイノキは生まれも育ちも三郷(4年間留守にしたけど)。
親はもちろん、祖父も曾祖父も三郷の人。ってことは、100年超(詳細は知らないけど)、この土地に暮らす一族。
メンタルの話だけするぶんには、地元への愛着とかノンキな話で終わるんですけど…
悩みも尽きないんですよね。
世代をまたいでいるので、相続とか贈与とかなんとかかんとか…
「……ややこしいし、来年の俺に任せた!!」
みたいなノリで生きてきたツケが数十年ごとにやってくるという。

ってな感じで、頭の片隅にはあるものの、目の前の現実の悩みとして存在を認識している相続問題。
三郷って、こういう方結構多いんじゃないでしょうか。

モヤモヤっと過ごしていたところ、とあるお店で
「この本さ、うちのお客さんが書いたんだけど。ちょっと読んでみて!」
とお借り受けした本があるので、いっちょ紹介します。

『実家終活 著:小島一茂』を読んでシイノキ世代(アラフォー)が抱える実家終活問題に向き合ってみた

ご紹介&お借りしたのがこちら、『実家終活 著:小島一茂』
小島さんは三郷の不動産コンサルタントさんで、三郷で生活をしている方なら会社のロゴを目にしたことはあるはず。
たまたま同じお店で食事をしているところをご紹介していただきました。

本もお借りして、読んで紹介しますねーなんて話をしていたんですが、なにせシイノキは活字が苦手で。
ちょっと読んで、栞挟んで続きはあとでーってのが出来ないんですよ。わたしは。
読むなら頭のスイッチ切り替えて、終わりまでガーッと読むぞ!っていう気合いが必要になってくる。

三行だけ言い訳させてもらいました。
遅くなりましたが読破しました。
読まないことには紹介なんて出来ないですからね。

テーマは親の家や不動産

三郷って、シイノキのように世代またいで住んでいる方も多いと思うんです。
あとは、TXや新三郷周辺の住宅地やマンションを購入して、引っ越してきたファミリー層。

20代〜30代のうちは親も元気であまり考えないんですが…
30代後半くらいに差し掛かってくると、子どもも大きくなってきて親も衰えてきて。
「今はまぁまぁ順風満帆にやれてるけど…いま親が住んでる家って将来どうするんだっけ」
みたいなテーマにぶつかるんですよね。
市内に暮らす両親の家や、地方で暮らす両親の家を、自分たちの世代でどうするか。

うちの親はヤンチャ親だったので、シイノキは若い頃の子どもで。
まだ60代半ばくらいで元気ではあるんですけど、時折アレなんです。
犬の散歩に行った親父が、リードも持たずに帰ってきたりするんですよ。
「なぁ、犬どうしたん」
「…犬?…あ!忘れてた!」
「えぇ!どこからどこまでを?!存在ごと?!」

みたいなことがあったりして、家のこととか土地のこと、まだギリギリしっかりしているうちに整理しておいたほうがいいよなと思ってました。

『実家終活』では、このテーマをえらいわかりやすく解説してくれてます。
テーマが様々な法律や制度が絡んできて難しいからか、理解しやすく読みやすい条項と文字量で構成されてます。

ガチで説明したら大変なことになりそうなところを、
こんなケースには○○っていう制度、こういうケースには○○っていう制度が用意されていますよっていう、まずは対処の仕方の存在と触りを知ってもらうみたいな。
家族信託制度とか成年後見制度なんてのはシイノキも知らなかったので、えらい参考になりました。

また、実家の整理とは
・自己使用する
・賃貸に出す
・売却する

の3パターンですと思考の道筋を示してくれるので、自分のパターンに当てはめやすかった。
巻末にはそれぞれのパターンごとに、やるべきことがリスト化されていたりします。

正直、わかりにくかったりしたら紹介しづらいしどうしようかなーなんて思いもなきにしもあらずだったんですが、マジで読みやすくてわかりやすかったです。
地元三郷の社長さんが書いた本ってことで、手にとってみてもいいんじゃないかなと思います。

シイノキ家のパターン

個人情報に関わってくることなので詳細は書きませんけど…。
うちもなかなか難しい状態でして。

ちょっといったとこに不動産価値のない山林があったり。
祖父世代は戦前戦時戦後の混乱期で家系がカオスだったり。
住んで長い土地なので境界線が曖昧(ブロック塀の半分づつが隣家と共同)だったり。

読後の収穫は、割とイレギュラーなんじゃないかと思ってたこれらが『よくあること』で、プロの方々にはノウハウがあるってのを知れたことですね。
みさ子さんの家族も割とカオスなので、改めて本を購入して置いておこうと思ってます。

いや、本ってのも悪くないですね。
日本一の読書の街を目指している三郷に住んでいてこんなこと言うのもアレですけど。
こう、知のクラウドを現物で持つ感覚っていうか。
ネット検索って、
「見たはずなんだけど、なにで検索して見つけた情報だっけなー」
とか
「ブックマークしたはずなんだけど、ブックマークがカオスすぎて見つからねぇ!」
とかありますもんね。

読もう。本。
読んでたら脳が整地されてる感覚になった。

みさ子さんの北海道の家

みさ子さんは北海道の石狩出身で。
向こうに持ち家なんかもあったけど、家はいちおう整理済みなのよね。

そうね。母もこっちで暮らしてるし。
実家がないっていう感覚は、最初はちょっとさみしかったけど……
いざ時間経ってみると、まぁこれはこれで心配事なくなってよかったかなーなんて。
シイノキんとこはややこしそうだけど。

んー。まぁそうね。
むかしさ、庭に地下室を作ろうと思ってさ。

は?
どれくらい昔の話?

40年近く前。
穴掘って、コンクリで固めれば秘密基地作れるぜ!なんてマジで思ってて。
シャベルで穴掘ってたんだけど。まぁ無理だったよね。

うわー。賢い子。
彫り続けてたら穴崩れて事故起きてたんじゃないの。諦めてよかったね。

上にも書いたけど、山林があるからプライベートキャンプ場作るか?なんて思ったりもしたけど。
俺、成長してないんだなって思ったわ。脳が。

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