こんにちは。
副編集長のシイノキ(@info_misatopic)です。
ちょっと前から、キャンプ用のテーブルが欲しいなと。
ところが、欲しいサイズ感とか価格帯のテーブルがなかなか見つからないし、なにより、高いんです。
年に数度しか使わないアウトドアテーブルに3万円を出せるセレブうらやましい。
ないものは作ってしまえ精神を発揮してDIYを決意しました。
脳内設計でキャンプ用折り畳みテーブルをDIYしてみた
今回の材料は鷹野のケーヨーD2。
以前、ポストの材料を探していたときに、ケーヨーで見かけた杉板を天板に使うつもりだったので、お店は即決定。
材料は、10mm×45mm×900mmの杉板10枚(97円/1本とかだった)。
19mm×38mm×910mmのSPF1×2材が5本(110円/1本)。足と枠組みに使う予定です。
あとボルトが4組で300円くらいかな。
そしてこれが設計図。
いま見ても、全然わかりません。作りながら確認するたびに、「なんだこれ馬鹿なのか俺」って何度も思いました。
イメージでは幅45cm、長さ90cmのテーブルを作るつもりです。
完成後に、今回はこんな感じの設計でしたっていうのを1/10スケールで改めて作ってみました。
ハナから作れ。
でも、あれですね。この設計図すら数字がおかしい。算数苦手なんすよ、マジで。
まずは、天板受けから作ることに。
┬───┬
┴───┴
↑こういうのね。
買ってきたボルトと同じ太さ8mmの穴を開けます。
真っ直ぐ開けないと、あとで不都合が出るのでドリルガイドという道具を使いました。
初めて使ったので、うまくいったとは言い切れない出来でしたが、どうにかボルトは刺さった。
このボルトで折り畳みの脚を接続するわけです。
脚は4本必要なので、同じ作業を4回。
ででーん。穴の位置違うやんけ!
端から116mmの位置に穴を開ける予定が、106mmと116mmが混在する結果に。アホか。
材料買いなおし&作業しなおしです。
失敗した材料はどこかで再利用します。
釘やネジの位置は2×4材用の定規を使うと正確な位置がとれます。
これも初めて使ったけど、めっちゃ便利。
材料を組んでみました。
パーツから枠が出来るだけでも、ちょっとテンションあがりますね。
まぁ、長さ90cmのテーブル作るつもりが、91cmで作っちゃってるんですけども。
この時点では気づいてない。
お次は脚パーツ。斜めの切断はノコギリで丁寧に。
角を削って面取りします。
ふふ。綺麗に出来た。
脚を折り畳み収納する時、四角いままだと引っかかるので半円にします。
日焼け止めスプレーの蓋がちょうど良かったので、墨付け(線)に使用。
枠に、ボルトで脚を組み込んでみました。
姿が見えてきた!
丸みも割と綺麗に出来てるでしょ?ジグソーという電動のこぎりでおおまかに切り欠いたあと、電動ヤスリで仕上げました。
DIY好きの神器、ブラック・アンド・デッカー『マルチツール』がクソ便利で。
ヘッドを替えることで、ジグソー(写真は刃の取り付けが逆)、ヤスリ、ドライバー、ドリルに変身するんです。パーツを追加購入することで他にも、丸ノコ、芝刈り機、空気入れにもなっちゃうという。
これね、オススメです。
さて。お次は天板。
10mm×45mm×900mmの杉板を9本ほど半分に切って45cmの長さにします。
ホームセンターで切ってもらうことも可能なんですが、ここ頼んじゃうのってなんか違う気がするんですよ。達成感が半減するというか。
でも、面倒なのでジグソーでバンバン切りました(曲がった)。
材の角が粗いので、全部丁寧にカンナで面取り。
上が面取り済み、下が面取り前。手触りが断然違ってきます。
ここでテーブルの長さが91cmになってることに気が付きました。
とは言え、細かい設計してるわけではないので、まぁいいやと適当に天板を打ち付けていきます。
間隔は、ちょうどよさそうな太さのドライバを差し込んで調整。
当然、後半にシワ寄せが行くので、感覚で間隔を調整していきます。
18枚の天板を打ち付けて8割完成!!
立派なキャンプテーブルや!
このままでは脚部の強度があまりにも貧弱なので横に棒を入れることにしました。
ボンドで固定した横棒の位置にドリルで穴開け。
木ネジを打ち込んで固定します。
よいしょー。
出来ました。完成!雑な設計でも形になった!
ちょっとキツキツだったり、ユルユルだったりする箇所も当然ありますが許容範囲内。
脚をしまうとこんな感じ。
パカッ。
13インチのノートパソコンを乗せたサイズ感。
アウトドアで使うには充分なサイズですね。
なにより嬉しいのは
「すごーい!パパすごい!!」
と父を褒め称える娘達の声。そのうち、「またなんか作り出したよ、トンカントンカンうるせぇな!」って言われるのかもしれない。
このテーブル、近々アウトドアデビューさせようと思います。
あと、多分ワックス塗って色つけるのと、カスタマイズ案も浮かんだのでカスタムもやってみる。
失敗しなければ、材料費は2000円ちょいくらい
材料の買い直しとかもあったけど、値段の吟味としっかりした計画さえすれば2000円で作れてしまいそうな気がします。
高級メーカーで3万円、安いメーカーで6000円。
4時間程かかったので、時給計算してしまうと完全に買った方が安いけど、楽しく作っている時間=プライスレスです。
次はさ、あれ作ってよ。
掃除機たてかけられるようなの。趣味じゃなくて、生活に密着したさ。
あぁ。うん。その要求、すごくわかる。
でも、テンションあがらんのよね。
必要に駆られてるものを作るのと、あると嬉しい好きなものを作るのって、たぶん燃料が違うんだよ。
なんでよ!あたしが喜ぶじゃん。
見えるんだよ。未来が。
せっかく作ったのに、全然別のとこにたてかけられた掃除機と、倒れる姿が。
考えただけでもムカついてきた。
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