ねぇ、三郷ってさ、彦のつく地名多くない?
言われてみりゃ多いね。
彦成・彦糸…。あんま気にしたことなかったけども。
調べてみるか。
んじゃ、ヨロシク。
(・д・)チッ
三郷には11もの”彦”のつく地名があった
調べてみると、三郷には11の彦のつく地名があった。
上彦川戸・上彦名・下彦川戸・彦糸・彦江・彦音・彦川戸・彦倉・彦沢・彦成・彦野
多くね。さすがに、なにかしらの理由がある筈。
“彦”っつうと、なんか男の子っぽいイメージが連想されるけど関係あんのかな。
早速Google先生に聞いてみたよ
弥生時代後期から古墳時代前期(紀元前1世紀から紀元後4世紀)にかけて日本各地で成立した男女別集団の共立的統治形態をいう。農耕的女子集団の長を主にヒメ、軍事的男子集団の長を主にヒコといったことからヒメヒコ制と名づけられた。
なるほど。
要するに、大昔から偉い女子をヒメ、偉い男子をヒコって呼んでたのね。
語源に関しては、「日の男(ヒコ)」「日の女(ヒメ)」って説もあるらしい。
で、三郷の”彦”の由来は?
各立地を調べた結果、上の地図のような配置に。
なるほど、中川沿いに集中してるし、沢や川、江など水に関する字も多い。
川が関係してるのは間違いなさそうだぞ。
ていうか、この話大丈夫?面白い?ねぇ、面白いの?
続けて
はい
彦=引くの方言=引く=自然堤防
埼玉県三郷市について質問です。なぜ三郷市には地名に彦がつくところが多いのでしょうか?彦倉、彦成、彦糸…。他にもまだまだあります。わかる方教えてください。
埼玉県三郷市について質問です。なぜ三郷市には地名に彦がつく… – Yahoo!知恵袋
Yahoo!知恵袋にてこんな質問を発見。モロに答えが書いてあった。
詳しくはYahoo!知恵袋を見てもらうとして、要約すると
「彦ってのは古代の方言でヒクのこと。ヒクってのは川沿いに堆積した土砂で出来た自然堤防のこと。肥沃な土に人が集まって出来た集落に、彦の字使ったんじゃない?」
とのことでした。
なるほど、それで中川沿いに多いのか!納得!
夏休みは終わっちまうけど、三郷の小中学生のみんな、これ来年の夏休みの自由研究のテーマに使えるぜ!
地名って面白い
いやー。地名って面白いよね。歴史がある。
今回の話、100%タモさん好きでしょ。てか知ってるんじゃないかな。
ブラタモリとかで記事紹介してくれないかな。
そうだね。紹介してくれるといいね。
お前、絶対途中で飽きただろ。
マジでぶっ飛ばすぞ。
ちなみに新三郷ららシティは、三井不動産からの「新町名はららシティにしましょう!」と、もともとの地権者さん達の「いや、新三郷だ。新三郷は新三郷だ!」をガッチャンコして「新三郷ららシティ」になったらしいよ。
町名の一部が「新三郷ららシティ」になるだけで、采女新田や仁蔵など三郷市の由緒ある名称は残っている。
www.city.misato.lg.jp/secure/2883/134.pdf
ちゃんと歴史も守られてる。
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